Our Medical Strength 6 – 保険医療の枠を超えた声のケア

保険医療以外のコンディショニング手段も提供し、声の治療の限界を定めない挑戦をします。

音声障害(声の障害)は、様々な要因が重なり合って生じる多因子疾患です。その中心となるのは声帯や上咽頭に生じた疾患であり、治療もこの二つを主なターゲットとしますが、他の要因も考慮する必要があります。このことは、主たる治療に加えて、様々な補助的手段やアプローチも効果を発揮する可能性があることを示唆しています。また、声帯や上咽頭の治療そのものも、保険診療内の手段だけでは限界があるのも確かです。当院では、声の改善手段を保険診療内だけに限定せず、自費治療や健康器具・健康法まで含めた幅広い選択肢をご提案し、従来の枠にとらわれない改善の可能性に挑戦いたします。

①炎症を抑える手段
声帯は「熱しにくく冷めにくい」器官であり、強い炎症を生じた場合、保険医療内の治療手段のみでは、求めるスピードでの改善が得られない場合があります。そのような場合、当院では健康器具として「水素吸入」と「マイクロカレント電流」をお勧めしています。
また、慢性声帯炎等による声の持久力低下には、抗酸化サプリに効果が認められたとする報告があり、当院でも採用しています。
上咽頭の炎症に関しては、当院での治療に加えて、上咽頭洗浄用の梅エキス液「ミサトール」を使用してのセルフケアをお勧めしています。

②筋肉の硬直を改善する手段
あまり知られてはいないことですが、斜角筋をはじめとする頸部の筋肉の硬直は、直接的に声のコントロールを障害します。したがって、くびの筋肉を柔らかい状態に保つことは、声のコンディショニングの重要な要素です。一般的には鍼治療や整体など、代替医療に頼ることが多いと思いますが、当院では多くの場合、適切な皮膚刺激による反射効果で筋肉の弛緩は得られると考えています。
具体的には、診察室内での「チクチク療法」で即時弛緩が得られるか確認し、セルフケアとしてはローラー鍼をお薦めしています。

③自律神経を整える手段
一般的に「声」が自律神経の影響を受けていることは認識されていませんが、解剖学的および発生学的に、声は根底的に自律神経の支配を受けていると考えてよいように思われます。保険医療の範囲内では、直接的に自律神経を整えるような手段を提供することはできませんが、当院では厳選した自律神経調整メニューを用意し、皆様に提供しています。
▶チクチク療法・矢追インパクト療法(自費診療の医療)
▶水素吸入・マイクロカレント療法(健康器具)
詳細はお問い合わせください。


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